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枚方宿ぶらり旅のススメ

こんにちは。私たちは関西大学社会学部メディア専攻の学生です。今回、大阪府枚方市の京街道枚方宿を取材させていただきました。

枚方というと「ひらかたパーク(通称:ひらパー)」のイメージが強いと思いますが、実はその近くに江戸時代に栄えた宿場町ーー枚方宿があります。京街道枚方宿を取材していく中で私たちが感じた一番の魅力はなんと言ってもその景観です。

築100年を超えた建物が手を加えることによって現在も多く残されており、「なんか落ち着く。」そんな空間が魅力的だと感じました。最近流行りの古民家カフェなどもあり、歴史、グルメ、ショッピングと1日中楽しめるスポットが盛りだくさんです。

歴史街道枚方宿の魅力を私たちが紹介します。

活動内容

主な活動内容は以下の通りです

  • 大学生目線で魅力的な枚方宿の施設をピックアップし、取材

     

  • Webサイトの作成

     

  • インタビュー動画の制作​:こちらのWebサイトでご覧いただけます⭐︎  

    ​(↪︎取材したお店の方々に、枚方宿の魅力やアピールポイントを聞きました!

 

  • ​「枚方宿ぶらり旅」のチラシを作成、配布

     

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「枚方宿」ってどんなところ?

大阪府枚方市(京阪電車 枚方市駅〜枚方公園駅間)に位置する枚方宿は、江戸時代に京都と大阪を結ぶ京街道と淀川を行き来する上で重要な役割を果たしていた宿場町。参勤交代の際には、紀州徳川家が宿泊したり、また淀川において京都と大阪を結ぶ三十石船の中継地点として栄えていました。
現在では、昔ながらの風情を感じさせる景色だけでなく、おしゃれなスポットも点在し、
幅広い年代の人々が楽しめる場所となっています。
また、毎月第二日曜日には「枚方宿くらわんか五六市」というてづくり、こだわりの市が開催され、街道沿いには約200軒の店舗が立ち並び、とても賑やかです。

市立枚方宿鍵屋資料館

歴史を感じる京街道のメインスポット

鍵屋は淀川を行き来した淀川三十石船の「船待ちの宿」でした。

また、この船に漕ぎ寄せて「くらわんか~(食べないか)」と食べ物やお酒などを売っていた「くらわんか舟」も有名です。

模型や音声映像、企画展示などがあり気軽に歴史を学び、楽しむことができます。
鍵屋には19世紀初頭の町家建築の構造を残した主屋と昭和初期に建築された別棟があります。建物内には彫刻欄間や折上格天井があしらわれており、写真を撮って楽しむことができます。

館内には鍵屋資料館のシンボルである鍵マークが4カ所隠れているので探してみてください。私たちはすべてを見つけることができませんでした。江戸時代の人々の生活に思いをはせながら展示と雰囲気を味わうことができます。

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鍵屋別館

個性的なお店が勢ぞろい!

「鍵屋別館」は鍵屋資料館の隣にある、個性豊かなお店が集まる商業ビルです。お土産屋さんやカフェ、セルフ写真館など10店舗以上のお店が5階建ての建物の中にぎゅっと詰まっています。
建物内は
レトロな雰囲気が漂っていて、ゆっくりとお買い物を楽しむことができます。日によって開いているお店が変わるため、何度訪れても新しい発見があるはずです。

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塩熊商店

伝統的な茶碗や塩、

オリジナルアクセサリーが買える雑貨屋さん

江戸時代の1700年代に創業。創業当時は塩屋だったことから、現在も塩が販売されています。他にも、江戸時代に淀川を渡った「くらわんか舟」でも使用されていた「くらわんか茶碗」や、オリジナルの水引アクセサリーなど多種多様な商品が揃っています。
枚方を訪れた記念に、枚方ならではの
お土産を探してみませんか。

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MEKEARISA

カラフルなかごバッグがかわいい!シンガポールとその周辺国で集めた雑貨のセレクトショップ

枚方公園駅近くの古民家をリノベーションしてできたセレクトショップ「MEKEARISA」。
シンガポールとその周辺国で集めた雑貨がずらりと並びます。

そのなかでも一際目を惹くのが「メケアリバッグ」と呼ばれるカラフルなインドネシアのかごバッグ。ひとつひとつ手編みで作られたメケアリバッグは、色々なデザインやサイズがあり、ついつい迷ってしまいます。
たくさん悩みながらも選んだかごバッグは
唯一無二のものになること間違いなし!ぜひ自分のお気に入りの1点を探してみてください。

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REPOS DE MIDI
(ルポデミディ)

日本のものづくりの背景にこだわる

セレクトショップ

枚方公園駅から徒歩約4分の位置にある、築155年の古民家を再生して作られたセレクトショップ。

店内には、商品の製法や生産者の思いといった「ものづくりの背景」が見えるものにこだわりセレクトされた、服や食器、雑貨などがならび、老若男女から支持されています。

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草々徒(SOUSOU.)

健康と映え~築100年の古民家カフェ

ルポデミディと同じオーナーが経営する、築100年の古民家をリノベーションしたカフェ。

栄養バランスにこだわったシンプルなレシピにも、素材や色彩にこだわりが見られます。

営業はランチタイムのみで、おしゃれな前菜から始まり、野菜がふんだんに使われたランチプレートは彩り豊かで味も見た目も楽しめます。また、季節ごとにメニューが変わるので四季折々の食材が味わえるところも魅力的です。

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枚方凍氷

氷屋さんがつくる 昔ながらのかき氷

創業71年の氷屋さん。純氷で作られるかき氷は、氷がふわふわで頭が痛くならないので誰でも食べやすいです。昔ながらのシロップで味の種類もたくさんあり、季節に合わせて期間限定の味も登場するので、何度行っても飽きません。価格もお手頃です。
秋冬は
焼き芋も販売されます。

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うつわとカフェ LAU

かわいいうつわでほっと一息

おしゃれな古民家カフェ

古民家をリノベーションしてオープンした「うつわとカフェ Lau」。木を基調とした温かみのある店内で、ゆったりと落ち着いた雰囲気が漂います。

店名の通りうつわにもこだわっており、料理に温かみを加えてくれます。
おすすめはメニューの中から好きなスイーツを2つ選べる
「ハーフ&ハーフ」。シェアして食べるもよし、1人で存分に味わうもよし。1つ分のお値段で2種類を味わうことができる贅沢なメニューです。

また、ドリンクメニューも豊富で、特におすすめなのはドリップコーヒーです。近くにある焙煎所 KAORU COFFEE ROASTERYさんのコーヒー豆を使用しており、芳醇な香りと豊かなコクが特徴です。

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呼人堂

枚方銘菓と言えば暁(あかつき)

100年以上の歴史を持つどら焼きの老舗。かつて皇室に献上されたこともあります。どら焼きの皮はふわふわモチモチしています。
自家製の餡は北海道産小豆を使っており、甘さ控えめでとても美味しいです。小倉あんを使用したノーマルの暁のほかに、バター入り、クリーム入り、お餅入り、栗入り、梅入り、金柑入り、コーヒー入りと全部で
8種類の味が楽しめます。
焼き印のバリエーションも豊富で、
可愛い絵柄もあります。

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北村みそ本家

枚方市民に愛され続けてきたお味噌

明治16年に創業し、140年の歴史がある味噌屋さんです。お味噌汁用のお味噌は7種類、おかず用のお味噌は4種類、いずれも味にこだわりを持っています。看板商品は「菊人形みそ」です。
少量から
量り売りが可能なので、好みの味が見つけられます。
また、まちゼミや醗酵ラボなどお店で開催されるイベントでは、味噌作りを体験したり、味噌を生かした料理の作り方を教えてもらうこともできます。

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最後に

1年間を通じて、私たちは実際に枚方宿を訪れたり、関係者と話したり、取材を進めた結果、枚方宿が多くの人々に愛される理由を知ることができました。私たちが感じた魅力が、皆さんにも伝われば嬉しいです。

ぜひ、枚方宿を訪れて、その魅力に触れてみてください!

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